「それって愛なの?」

いきすぎた父の愛、冷めすぎた母の愛。
貴族令嬢アリシアは、両親の関係――特に、母の父に対する態度が不満でならない。
父の愛こそ、至上の形……そう、彼女は強く信じていた。
愛、愛、愛。さまざまな形に揺らめく、愛。
でも、それってどんなもの?

奇跡を起こすスルーア・マヒが降った時、狂った家に変化が訪れる。
辿り付く果ては幸せか、それとも――――――?