「死ぬその瞬間まで、僕だけを見てて」

母の仇である実父を殺すため、長安に辿り着いた翡翠。
仇を同じくする相棒の莫耶は、けれど、何処か冷めた様子。
敵討ちを目前に、翡翠は自分の望みが
莫耶のものとかけ離れていると知り、失望する。
彼は、言う。
「復讐などやめよう」と。
「二人で、別の人生を生きよう」と。
それは、翡翠が受け入れられようもない提案だった……

使命と愛に翻弄された、二人の男女の物語。