以下は、コバルト短編小説新人賞、ロマン大賞他応募作品。
新しくアップロードされた作品が、上に表示されています。

白き咎、飴の檻バナー

年齢制限アイコン

「貴女は、ただ……一心に、祈るように、僕を、憎めばよろしい」

決定的に、兄と自分は違っている――
兄・ほうの一挙手一投足が、第二皇子・じんの劣等感を刺激する。
そんな陣が最初で最後の恋をした相手は、兄の妻だった……
裏切りと裏切り、届かない想い。
純情な愛は悲しいほど切実で、狂おしいほど痛い。

(第167回 もう一歩作品)

鬼と花嫁バナー


手の平サイズの神様は、結婚相手を探して墓を掘り返していた。
その墓場で出会った圭子に、
「何でもお願いごと叶えてあげるから。3回までだけど」
と、プロポーズすれば、思わぬことに了承された!
しかし、彼女の三回目のお願いは「離婚」。
弄ばれたと憤慨する神様は、けれど、もう圭子以外を花嫁とは考えられず……

「棺桶まで迎えに行ってやるよ」

コミカルで一生懸命な、ヘタレ神様の恋。

(第165回 最終候補作品)

月のみた夢バナー

「俺が間違ってた。お前を愛してるんだ。今までフラフラしてごめんなさい!」

容姿端麗、やり手資産家子爵のフェルナンは、唯一、女性関係だけうまくいかない。
道ならぬ恋の相談を、元恋人のエマに打ち明けるも、鼻で笑われてしまう。
ある日、逢瀬の最中に夫が帰って来てしまい、
惨めにエマの元に泣き帰った彼は、自分の本心に気付く。

クズでダメで情けないフェルナンの、切ない恋の話。

(第164回 もう一歩作品)

修道士処女の破戒バナー

「何度君を、想像の中で犯したことか」

雌のみの「有羽人ううじん」は、齢十を過ぎると地上に伴侶を求めて降り立つ。
――言い伝え通り、夫を捜し地上にやってきたマリナは、
自分を保護する修道士ロレンツォに想いを寄せていた。
決して胸の内を明かさない彼に、やきもきするマリナ……
ある時、彼もまた自分を特別に想うことを伝え聞いた彼女は、
彼の本心を知ろうと狂言誘拐を画策する。
それが、取り返しの付かない結末をもたらすとも知らずに。

少女を愛するため、修道士は偽り、裏切り、口を閉ざす。
ゴシック・ファンタジー。

(第162回 もう一歩作品)

紅の声明バナー

「俺は、俺の望みのために…生きたいという願いのために、生きるんだ。」

未来視能力のため、人から疎まれて育った少年・紫苑しおん
そんな彼は、愚直なほどに真っ正直な直親と出会う。
互いの寂しさを産めるように交流を深める二人…
けれど、運命は「後ろ戸の祭」を迎え、豹変した。
紫苑は直親を救うため、祭りの人身御供となる。
一方、直親は、紫苑を救おうと、命がけの決意をした――

友情は、死の運命を破れるのか。和風ドラマティック・アクション!

(第158回 もう一歩作品)